①補聴器の値段は?

 補聴器に搭載されているテクノロジー、選択したオプション、購入に含まれるサービスによって、値段は大きく異なります。難聴のタイプやお客様のニーズによっても値段は異なります。
また、難聴の程度によって国や自治体から補聴器購入の補助金を全額または一部受けられる場合があります。詳しくは、最寄の福祉事務所へお問い合わせ下さい。

一例

・耳掛け型、片耳50,000円~

・耳あな型、片耳110,000円~

②補聴器をつけると、老けて見えませんか?邪魔になりませんか?

 最近の補聴器は小型化され、目立たないデザインになっています。多くのものは、近づいても分からないほどです。耳の中にすっぽりと収まり、装着してもほとんど見えないモデルもあります。逆に、カラフルで見せることを楽しむおしゃれな補聴器も登場しています。

③補聴器は両耳に使用したほうがいいのでしょうか?

 内耳の損傷が原因で聴覚に障がいがある方のほとんどは、両耳が同程度の難聴のため、2台の補聴器が必要になります。片耳のみが難聴の場合は、難聴の耳に付けるだけで済むこともあります。

 補聴器を両耳に使うと、雑音の中で会話を理解しやすく、音の発生源を聞き分けやすくなり、片耳に使用した場合よりも全体的な音質が向上します。現在、欧米では、補聴器装用者の約80%が両耳装用をしている国もあります。

 

④補聴器は生活の質の向上にどのように役立ちますか?

 補聴器により、自信を高め、ストレスを軽減することで、生活の質を向上できます。 何を言われているのか分からないと、なかなか自信が持てません。

 

また、以下の向上にも役立ちます。

 

【人との関係】
結局のところ、良好な関係を築くことができるかどうかは、会話がうまくいくかどうかにかかっています。

 

【仕事の遂行】
補聴器を使うことで、「何ですか」、「もう一度言ってくれませんか」などと何度も聞き返す必要がなくなり、余裕を持って仕事ができるようになります。

 

【安全】
誰でも、火災報知器の音、誰かが家に侵入しようとしている音、不審者にほえる犬の声、歩いているときに近づいてくる車の音、運転中の救急車のサイレンを聞き逃したくはないものです。

 

⑤補聴器と集音器の違いは?

 補聴器と集音器の大きな違いは、製造工程から厚生労働省のチェックを受けて、管理医療認証番号を取得している医療機器であるか、そうでないかです。補聴器は医療機器ですが、集音器や助聴器は医療機器ではありません。

補聴器はそれぞれの聞こえの状態に合わせて調整を行い、対面でじっくりと相談して選ぶ商品です。購入後も販売店にて調整やメンテナンスを行いながらご使用していくことで生活で役に立つものとなります。

一方、医療機器ではない集音気は電気店や通信販売などで手軽に購入できますが、自分の耳に合わせて繰り返し調整を行うことはできません。また、購入後のメンテナンスなどアフターケアの面はほとんど購入者であるご自身の責任となります。

 


※シグニア補聴器ホームページより